立春を迎える前日の2月3日、福島県浜通りを歩きました。
私が歩いた時間帯は気温が約6℃、平均風速は約8m/s。風が強く、気温の数字以上に寒く感じられました。
暦ではもうすぐ春でも、外を歩けばまだ冬です。
この時期の寒さから、中学2年生の立志式で雪の残る田んぼ道を走った日のことも思い出しました。
立春の基本情報
- 節気名:立春
- 読み方:りっしゅん
- 2026年の日付:2月4日
- 意味:暦の上で春が始まるころ
- 日付の出典:国立天文台「令和8年(2026)暦要項」
- 補足:2026年の節分は2月3日で、立春の前日
2026年立春前日、福島県浜通りは強風の中の6℃だった

立春前日の浜通りでは、約6℃の空気に強い風が加わり、体感はまだ冬そのものでした。
「今日から春です」と聞いて外へ出ても、急に花が咲いたり、景色が緑になったりするわけではないですね。
まだまだこれからも寒い日が続きそうだと感じる寒さです。
寒さはまだ続いていますが、以前より日差しが明るく感じられ、日も少しずつ長くなってきました。
立春は、目に見えて春になる日ではなく、これから季節が変わっていく時期なのだと思います。
冬の寒さは毎年同じではありません。
暖冬の年もあれば、強い寒さが残る年もあります。
その年に一度しかない空気を実際に歩いて確かめることは、とても貴重だと感じます。
暖かく感じる年もあれば、2026年のように強い風の寒さが印象に残る年もあります。
暦には毎年同じ「立春」という名前がついていても、実際に外へ出てみると、その年によって空気も風も違います。
だから私は、暦どおりに春を探すというより、その年の立春のころに何が見えるのかを確かめながら歩くほうが好きです。
2026年は、花や緑よりも先に、少し明るくなった日差しと、まだ冬のままの強い風が印象に残りました。
春らしい景色がなくても、それもその年の立春の姿なのだと思います。
強い風のあと、部屋で飲んだ紅茶

立春を迎えても、福島県浜通りでは冷え対策を終わらせる時期ではありません。
まだまだ寒さは続きます。
この辺りの年配の方からは、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」とよく聞きました。春のお彼岸までは寒さが残る、という感覚です。
私自身は、午後にあたたかい紅茶をいれて、ちょっとしたおやつをつまむ時間が、このころの小さな楽しみです。
外では強い風に肩をすくめ、部屋へ戻れば湯気の立つカップを両手で包む。
2026年の立春は、そんな冬の感触の中にありました。
暦の言葉だけで春になったと思うのではなく、寒さをそのまま受け止めながら、日差しや空の変化を一つずつ見つけていく。
浜通りの立春には、そのくらいの歩幅が合っているように思います。
立春の寒さで思い出す、中学2年生の立志式

立春のころになると、中学2年生のときの立志式を思い出します。
私の通っていた中学校では、2年生が立志式の主役でした。
体育館で代表者が未来の目標を発表し、個人は自分の目標を書いて提出しました。
そのあと、グラウンドから田んぼ道へ出て、3キロほど走りました。
周囲の雪が溶けてなくて残っていてとても寒く、空はとても青かったのを覚えています。
私は未来の目標よりも、寒い、ということばかり考えていたのを思い出しました。
自分が目標に何を書いたかは覚えていません。
周りに合わせて、立派な大人になる、というようなことを書いた気がします。
けれど、14歳の私はどこかで思っていました。
未来のことは、未来が決めるものではないか。
いまの私に、そんな先のことまで決められるのだろうか。
今思えば、ずいぶん面倒な中学生です。
14歳の自分も大人になった自分も根は変わっていないようです。
それでも、立志式の空気には不思議な張りつめた感じがありました。
まだ寒い。
雪も残っている。
だから立志式の事を鮮明に思い出せるんだと思います。
14歳のころには、その先の人生がどうなるかなど分かりませんでした。
今でも、未来のことは未来にならなければ分からないと思っています。
まとめ 立春は寒さの中で春の始まりを知る節目

福島県浜通りで実際に歩いた立春の前日は、気温約6℃、強い風で、体感はまだ冬でした。
それでも、春という暦の言葉があることで、光や日の長さの変化へ目が向きます。
2026年の立春は、暖かさが始まった日というより、まだ続く冬の中で、これから変わっていく季節の方向を感じた節目でした。
立春から少し季節が進んだ啓蟄のころ、浜通りの自然にどんな変化が見られたのか。続けて歩いて確かめました。


