この記事の結論
立春の意味は、寒さの残る時期に、暦の上で春の始まりを知らせることです。
だいたい2月4日ごろにあたり、節分の翌日に来ることが多いです。
2月の福島県浜通りではまだ空気が冷たく、体感としては冬に近い時期です。
2月の福島県浜通りは、立春を迎えてもまだ空気が冷たいです。
立春の意味を、2月の寒さと暦の違いから整理します。
立春とは?まだ寒い2月に春が始まる暦の節目
立春は、二十四節気(にじゅうしせっき)の最初にあたる節気です。
暦の上では、ここから春が始まります。
まだ寒さの残る時期に、春という名前だけが先にやってくる。
立春は、体感よりも少し先に季節の入口を知らせてくれる節目だと思います。

二十四節“季”と書きたくなるけど二十四節気なんだね。
二十四節気とは、季節の変化を知るための24の節目
二十四節気は、1年を24の季節の節目に分けたものです。
今は天気予報も、スマホを見れば気温も湿度もすぐにわかります。
それでも、節気の名前を知ると、ただ寒いだけの日にも少し別の見方ができます。
今日はまだ冬。
でも、暦の中ではもう次の季節が始まっている。
そう思うと、何も変わっていないような朝にも、小さな変化を探したくなります。
立春はいつ?2月4日ごろでも年によって変わる理由

立春はだいたい 2月4日ごろ です。
ただし、年によって前後します。
これは「カレンダーの日付」で決まるのではなく、太陽の動き(黄経が315度になる瞬間)に合わせて節気が決まるためです。
なので、正確な日付を知りたいときは、「今年 立春 日付」で調べるのが確実です。
立春なのに寒い理由|暦の春と体感の冬の違いの意味

立春の「春」は、体感の春というよりも、暦の上の春です。
いちばん寒い時期に「春が始まる」と聞くと違和感がありますが、
立春は「もう冬の終わりが見え始めた」という、静かな合図でもあります。
寒さの中に、ほんの少しだけ光が増える。
日が少し伸びる。
雪の下で、土がゆっくりほどけていく。
立春は、そういう“兆し”を大切にする日なのだと思います。
節分と立春の違い|豆まきの日と春が始まる日の関係

よく混同されますが、関係はとてもシンプルです。
- 節分:季節の分かれ目の前日
- 立春:暦の上で春が始まる日
つまり、節分の翌日が立春です。
豆まきなどの行事は「節分」のほう。
立春はその翌日、季節が切り替わった“はじまり”のほうです。
立春ころの過ごし方|寒い時期に春を待つ小さな整え方

立春は、派手に何かをする日というより、
暮らしの中で小さく整えるのに向いた節目だと思います。
たとえば、こんなこと。
- 玄関や靴を、ひとつだけ整える
- 台所の引き出しを、ひとつだけ拭く
- 春に向けて「冷え」を意識して、温かい飲み物を増やす
- 手帳を開いて、次の季節の予定を静かに見直す
「全部やろう」としなくて大丈夫です。
立春は、ほんの少しだけ“次へ”目を向ける日で十分だと思います。
立春と立志式|雪の田んぼ道を走った14歳の記憶

立春のころになると、中学2年生のときの立志式を思い出します。
私の通っていた中学校では、2年生が立志式の主役でした。
体育館で代表者が未来の目標を発表し、個人は自分の目標を書いて提出しました。
そのあと、グラウンドから田んぼ道へ出て、3キロほど走りました。
周囲の雪が溶けなくて残っていてとても寒く、空はとても青かったのを覚えています。
私は未来の目標よりも、寒い、ということばかり考えていたのを思い出しました。
自分が目標に何を書いたかは覚えていません。
周りに合わせて、立派な大人になる、というようなことを書いた気がします。
けれど、14歳の私はどこかで思っていました。
未来のことは、未来が決めるものではないか。
いまの私に、そんな先のことまで決められるのだろうか。
今思えば、ずいぶん面倒な中学生です。
14歳の自分も大人になった自分も根は変わっていないようです。
それでも、立志式の空気には不思議な張りつめた感じがありました。
まだ寒い。
雪も残っている。
だから立志式の事を鮮明に思い出せるんだと思います。
まとめ|立春は寒さの中で春の始まりを知る節目

- 立春とは、二十四節気の最初で、暦の上で春が始まる日
- 立春はだいたい 2月4日ごろ(年によって前後します)
- 節分は立春の前日で、豆まきなどの行事は節分のほうです。
この二十四節気シリーズは、月2本のペースで、
季節の節目を「静かな記録」として重ねていきます。
次の節気は雨水です。



