※この記事で紹介している「竹久夢二展」はすでに終了しています。
2025年11月に福島県立美術館を訪れたときの記録です。
この記事でわかること
・丸森駅から阿武隈急行を使って福島県立美術館へ行く流れ
・丸森駅の駐車場の様子
・阿武隈急行と飯坂線を乗り継ぐときの雰囲気
・福島県立美術館まで歩いて行けるかどうか
・車の運転が苦手な人でも行きやすいルートかどうか
・展覧会を見たあと、帰りの電車までどう過ごしたか
11月のまだ暖かい日、阿武隈急行に乗って福島県立美術館の「竹久夢二展」を見に行きました。
丸森駅から、ラッピング列車に揺られて福島方面へ。車窓から流れる田んぼや山の色を眺めていると、日常の音が少しずつ遠のいていきます。
いつもの暮らしの延長にある、小さな列車旅。
写真は多くありませんが、阿武隈急行や飯坂線のホーム、美術館、静かな記録として残しておきたいと思います。読んでくださる方にも、少しだけ旅気分が伝わればうれしいです。
阿武隈急行に乗って、丸森駅から福島へ

福島美術館に行くとき、私は長いトンネルや狭い橋の運転が苦手なので、丸森駅まで車で行き、そこから阿武隈急行で福島市へ向かうルートをよく選んでいます。
レンガ造りの駅前につくと、華やかさはないけれど、地方の駅ならではの落ち着いた空気が流れています。
静かでおだやかで使いやすい駅です。
駐車場も無料で、余裕をもって駅横の駐車場に停める事ができるところが有難いです。

昔は駅の中に売店もあったのですが利用者が少なくなったからでしょうか、いつの間にかなくなっていました。

阿武隈急行のお得な切符と竹久夢二展のチケット
2025年11月に訪れた当時、丸森駅から福島駅までの通常運賃は片道810円、往復で1,620円でした。
福島駅から飯坂線の美術館図書館前駅までは片道180円、往復で360円です。両方を通常運賃で往復すると、合計1,980円かかります。
今回は、阿武隈急行と飯坂線を利用できる「飯坂温泉日帰り切符」を1,500円で購入しました。
飯坂温泉の入浴券まで付いて乗り放題になるため、本当にありがたい切符です。
阿武隈急行には、ほかにもお得な切符があります。9のつく日には、900円で乗り放題になる切符も販売されていました。
※記載している運賃や切符の内容は、2025年11月当時のものです。
「飯坂温泉日帰りきっぷ」は現在、発売休止中です。
切符の販売状況や運賃は変更されることがあるため、利用前に阿武隈急行の公式サイトで最新情報をご確認ください。

ホームにでると線路の向こうまで陽が差し込んでいて、レールがまっすぐ遠くへ続いています。この線路1本の風景が美しくてとても好きです。
待っているあいだの静けさ、列車が来る前だけの特別な時間のように感じます。
ラッピング列車と車窓の景色

この日私が乗った電車は、ポケモンのラッピングがされた車両でした。
カラフルな側面を見ると、子どもたちが喜びそうだなと思いながら乗り込みます。
車内の一部にもイラストが描かれていて静かなローカル線に、少しだけ遊び心が足されていました。
窓際の席に座って、お茶を置き、外の景色をぼんやり眺めます。
田んぼ、山の稜線、小さな集落。派手な風景ではないけれど、「ああ、東北の11月ってこういう色だな」と思い出すような風景が続きます。
優しい自然の風景は見慣れていていつも癒されます。

飯坂線に乗り換えて、福島県立美術館へ

当日は丸森駅を午前8時58分に出発し、福島駅には午前9時52分ごろ到着しました。
約1時間かかります。
福島駅に着いたら、今度は飯坂線に乗り換えます。
阿武隈急行を降りると、同じホームの反対側が飯坂線の乗り場になっているため、乗り換えはとてもスムーズです。
ホームの案内板にも、阿武隈急行と飯坂線の行き先が大きく書かれているので、迷わず乗り換えることができました。
飯坂線は10時発で、乗り換え時間にも余裕がありました。
当日は10時発の飯坂線に乗り、約3分で美術館図書館前駅に着きました。
飯坂線の「美術館図書館前駅」で降りると、福島県立美術館までは歩いて2〜3分ほどです。
駅の名前そのままで、歩いてすぐなのがとても嬉しいです。
信夫山が見える広い空間の先に、美術館の建物がどんと構えていました。
晴れた日の青い空と、美術館がとても美しいです。


外には「竹久夢二展」の大きな看板が出ていて、その前を通ると、いよいよ夢二の世界に入っていくのだという気持ちになりました。
竹久夢二展で感じたこと、持ち帰った余韻

館内に入ると、まず目に入るのが大きな展覧会ポスター。
そこに描かれた女性の視線や着物の柄を見ているだけで、夢二の世界の雰囲気が伝わってきます。
展示室の中では、柔らかい線や、少し物憂げな表情、どこか遠くを見ているようなまなざしが続いていました。
夢二の絵は、昔の浮世絵のような静けさを残しながら、どこか現代のイラストにもつながる“モダンさ”を持っていて、一目で竹久夢二とわかる存在感がやっぱり素晴らしかったです。
線の引き方や色の置き方が、今見ても新しくて、おしゃれだと思いました。
会場を一周してから、図録やポストカードなどが並ぶコーナーを眺めました。
小さな紙片の中にも、夢二らしい色と模様がぎゅっと詰まっています。
全部を連れて帰ることはできないので、今回は絵はがきを自分の訪れた記念にと買って帰りました。
帰りの電車時間を調節するため、隣の県立図書館にも立ち寄りました。

家に帰ってからチケットや絵はがきを並べると、福島までの道のりや、あのときの秋の空がふわっとよみがえります。
大きな出来事ではないけれど、「あのおだやかな天気のいい秋の日、竹久夢二展を見に行ってよかった」と、静かに思える一日でした。
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