2026年2月16日、福島県浜通りの田んぼ道を歩きました。
相馬の観測記録では、12時の気温は10.0℃。10時と11時には平均風速8.9m/sを記録しています。
まだ寒さは残っていましたが、風の冷たさの中に真冬とは少し違う空気を感じました。
冬の終わりは、いつも分かりにくいものです。
三寒四温というように暖かさが続いたと思うと寒さが戻る日もある寒暖差が激しい日が続きます。
それでも暦は、先に「春の方向」を指してくれます。
雨水(うすい)は、そんな“少し早い春の合図”のような節気です。
雨水の基本情報
節気名 雨水
読み方 うすい
2026年の日付 2月19日
意味 雪が雨へ変わり、雪解けが始まるころ
冷たい風の田んぼ道と、雪が雨へ変わるころ

雨水は 「うすい」 と読みます。
二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、意味はとても素直です。
雪が雨へ変わり、積もった雪も少しずつ解けはじめる頃。
つまり、「冬の世界が、春の水分を含みはじめる時期」ということ。
立春が“暦の上で春が始まる日”だとしたら、
雨水は“春が現実の空気に混じりはじめる日”に近い感覚だと思います。
2026年2月19日の雨水

雨水は 例年2月19日ごろ (年によって前後します)。
二十四節気は太陽の動きで区切られているため、毎年まったく同じ日ではありません。
国立天文台で確認した2026年の日付
2026年の雨水は2月19日です。
毎年国立天文台のサイトで確認すると間違いないと思います。
固かったものが、少しずつゆるむころ
雨水は「動き出す」というより、
“固かったものが、ゆるむ”節気です。
- 凍っていた地面が、少し水を含む
- 空気が、わずかにやわらぐ
- 乾いた寒さから、湿り気のある寒さへ
目立つ変化ではないけれど、
季節はこういう静かな変化で、確実に移っていきます。
寒さが残る雨水のころの過ごし方
ここでは、頑張らない範囲でできることだけ。
1)「水」をひとつ整える

雨水は水の節気なので、家の中の“水まわり”を一か所だけ整えるのが似合います。
- 洗面台を拭く
- コップを入れ替える
- 湯のみをひとつ戻す
全部やらなくて大丈夫。
一か所だけでも雨水を感じる行動をするといいと思います。
2)冷え対策を「終わらせない」
雨水は春っぽいのに、実際はまだ冷えます。
寒暖差が激しいと体調管理が難しいと思います。
- 服はまだ“冬のまま”でOK
- ただし、日中の汗冷えだけ注意
- 首・足首を守るのは継続
「春らしくする」より、崩さないほうが雨水向きです。
3)春の準備を“買わずに”始める

春の始まりは、買い物で作るより、家の中で作れます。
- 玄関の靴を1足減らす
- 窓を一回だけ丁寧に拭く
雨水は「始める」より「ほどく」。
そのくらいの温度が、ちょうどいい節気です。
立春から啓蟄へ、暦の流れ
二十四節気は、流れで見ると分かりやすいです。

- 雨水:雪が雨に変わりはじめる
- 啓蟄:虫たちが動き出す(次の節気)
昭和の雨水の頃

私が住む南東北太平洋側でも昭和の子どもの頃は、雨水の頃も積もった雪がずっと溶けなくて家の庭でそり遊びしてました。
令和の今となっては雪は数回降るか降らないかですぐ溶けるので雪がずっと積もっている、ということはもうなくなりました。
時代の移り変わりというのを感じます。
まとめ 雨水は「春の水分が混じる頃」
雨水(うすい)とは、
雪が雨へ変わり、冬の硬さがほどけていく二十四節気です。
- 雨水は例年2月19日ごろ(年により前後)
- 意味は「雪が雨に変わる」「雪解けが始まる頃」
- 暮らしは“頑張る春支度”より、“ほどく整え”が合う
立春で「春が始まった」と知ったあと、
雨水で「春が混じってきた」と感じられたら、季節はもう十分前に進んでいます。
次の二十四節気は「啓蟄」です。
春の生きものが動き始める頃について、こちらで紹介しています。


