立春とは?意味・いつ・節分との違いをやさしく解説

立春とは何か、意味やいつなのか、節分との違いをやさしく解説するアイキャッチ画像 二十四節気

立春は、暦の上で春が始まる日です。

2026年は2月4日にあたり、節分の翌日です。

けれど、2月の福島県浜通りはまだ空気が冷たく、体感としては冬に近い時期です。

実際、立春を迎える前日の2026年2月3日は、気象庁の近隣観測地点の記録によると、私が歩いていた時間帯の気温は約6℃、平均風速は約8m/sでした。

風が強く、気温以上に寒く感じられる日でした。



風が強いと、気温以上に寒く感じるものです。

この記事では、立春の意味や日付、節分との違いを、寒さの残る季節の実感とともに整理します。


立春とは?まだ寒い2月に春が始まる暦の節目

立春は、二十四節気(にじゅうしせっき)の最初にあたる節気です。

立春とは、暦の上で春が始まるという意味です。

まだ寒さの残る時期に、春という名前だけが先にやってくる。

立春は、体感よりも少し先に季節の入口を知らせてくれる節目だと思います。

ソラベア
ソラベア

二十四節“季”と書きたくなるけど二十四節気なんだね。


二十四節気とは、季節の変化を知るための24の節目

二十四節気は、1年を24の季節の節目に分けたものです。

今は天気予報も、スマホを見れば気温も湿度もすぐにわかります。
それでも、節気の名前を知ると、ただ寒いだけの日にも少し別の見方ができます。

今日はまだ冬。
でも、暦の中ではもう次の季節が始まっている。

そう思うと、何も変わっていないような朝にも、小さな変化を探したくなります。


立春はいつ?2月4日ごろでも年によって変わる理由

2月のカレンダーに立春の目印がついたシンプルな手描きイラスト

2026年の立春は2月4日で、節分はその前日の2月3日にあたります。

立春の日付が毎年同じではないのは、カレンダーの日付ではなく、太陽の位置である黄経が315度になる時刻を基準に決められるためです。

正確な日付は、国立天文台の「暦要項」で確認できます。

参考 国立天文台「令和8年(2026)暦要項」


立春なのに寒いのはなぜ?|暦の春と体感の冬の違い

つららの下、半纏を着た女の子とソラベアが縁側に座り、雪景色の古い家を眺めている立春のイラスト
節分の頃の縁側、半纏、つらら——まだ雪が残る朝でも、暦の上ではここから春が始まります。

立春の「春」は、体感の春というよりも、暦の上の春です。

いちばん寒い時期に「春が始まる」と聞くと違和感がありますが、
立春は「もう冬の終わりが見え始めた」という、静かな合図でもあります。

寒さの中に、ほんの少しだけ光が増える。
日が少し伸びる。
雪の下で、土がゆっくりほどけていく。

立春は、そういう“兆し”を大切にする日なのだと思います。

寒さそのものは、毎年同じではありません。

暖冬の年もあれば、極寒の年もあります。

その年その年の、一度きりの冬の寒さを、そのまま感じてみるのも悪くないと思っています。


節分と立春の違い|豆まきの日と春が始まる日の関係

豆まきの豆と鬼のお面を描いた手描きイラスト
節分は立春の前日。豆まきの行事は節分の日に行います。

節分は、もともと季節の変わり目ごとにありましたが、現在は一般に立春の前日を指します。

2026年の節分は2月3日で、豆まきなどの行事はこの日に行います。

  • 節分現在は一般に、立春の前日
  • 立春暦の上で春が始まる日

つまり、節分の翌日が立春です。

豆まきなどの行事は「節分」のほう。
立春はその翌日、季節が切り替わった“はじまり”のほうです。


立春ころの過ごし方|寒い時期に春を待つ小さな整え方

湯気の立つ湯のみとマフラーを描いた手描きイラスト
湯気の立つ紅茶で手を温める、立春ごろの午後。

「春の始まり」といっても、体感はまだ冬。

冷え対策も大切です。 立春は、派手に何かをする日というより、 暮らしの中で小さく整えるのに向いた節目だと思います。

私自身は、午後にあたたかい紅茶をいれて、ちょっとしたおやつをつまむ時間が、この時期の小さな楽しみになっています。

外は強い風で寒くても、部屋の中で湯気の立つカップを両手で包む瞬間は、季節が変わるのを待つ、ささやかな整え方のひとつです。

立春を迎えても、福島県浜通りではまだまだ寒さが続きます。

暦の言葉だけで春になったと思わず、引き続き冷えに気をつけながら、日差しや日の長さの小さな変化を探す時期です。


立春の寒さで思い出す、中学2年生の立志式

ここからは、立春の寒さから思い出す、私自身の中学時代の記憶です。

体育館に椅子が並ぶ中学の立志式で、マフラーを巻いた女の子とソラベアが前を見つめて立っているイラスト
 立春のように、立志式も「これから」を静かに思い描く節目の時間です。

立春のころになると、中学2年生のときの立志式を思い出します。

私の通っていた中学校では、2年生が立志式の主役でした。
体育館で代表者が未来の目標を発表し、個人は自分の目標を書いて提出しました。

そのあと、グラウンドから田んぼ道へ出て、3キロほど走りました。

周囲の雪が溶けてなくて残っていてとても寒く、空はとても青かったのを覚えています。

私は未来の目標よりも、寒い、ということばかり考えていたのを思い出しました。
自分が目標に何を書いたかは覚えていません。
周りに合わせて、立派な大人になる、というようなことを書いた気がします。

けれど、14歳の私はどこかで思っていました。
未来のことは、未来が決めるものではないか。
いまの私に、そんな先のことまで決められるのだろうか。

今思えば、ずいぶん面倒な中学生です。
14歳の自分も大人になった自分も根は変わっていないようです。

それでも、立志式の空気には不思議な張りつめた感じがありました。
まだ寒い。
雪も残っている。
だから立志式の事を鮮明に思い出せるんだと思います。

もし今、雪の中を走っているあの日の自分に会えるなら、伝えたいことがあります。

人生は、この先突然いろんなことが起こる、ということです。

14歳の私が思い描いていた未来と、実際に起きたことは、きっと同じではありません。

予想外の事が起こるから人生なのだと思います。


まとめ 立春は寒さの中で春の始まりを知る節目

雪の下から小さな芽がのぞく様子を描いた手描きイラスト
まだ雪が残る朝でも、暦の上ではここから春が始まります。
  • 立春とは、二十四節気の最初で、暦の上で春が始まる日
  • 立春はだいたい 2月4日ごろ(年によって前後します)
  • 節分は立春の前日で、豆まきなどの行事は節分のほうです。

この二十四節気シリーズは、月2本のペースで、
季節の節目を「静かな記録」として重ねていきます。
次の節気は雨水です。

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