この記事の結論
- 小満は「しょうまん」と読みます。
- 二十四節気のひとつで、意味は植物や生きものが少しずつ成長し、天地に満ち始めるころ。
- 2026年の小満は、5月21日です。
5月下旬、自然の多い道ではなく、住宅地の道路を歩きました。
福島県浜通りでもクマの目撃情報が続いているので、最近は歩く場所を少し変えています。
長く散歩していてこの付近にクマがでるなんて初めての事で驚いています。
ぐるっと自然に囲まれた、田んぼの中のあぜ道などを一人歩くのがとても好きだったのでとても残念です。
しばらくは、日中に車や人が多い住宅街を歩くことにしました。
歩く中、親戚の庭には家庭菜園があり、自然を感じられたので撮影しました。
淡い黄色のモッコウバラ、葉の中に咲くジャガイモの花、まだ青いブルーベリーの実、白いカモミールの花も見つけました。
立夏のころより、花だけでなく葉や実の途中の姿が目立ちます。
歩いていると、たしかに「少しずつ満ちていく」という感じがありました。
小満とは?意味と読み方
小満は「しょうまん」と読みます。
二十四節気のひとつで、立夏の次にくる節気です。
だいたい5月下旬ごろにあたります。

小満には、植物や生きものが少しずつ成長し、天地に満ち始めるころという意味があります。
春の名残が少しずつ薄れて、初夏の景色がはっきりしてくる時期です。
「小満」という字だけ見ると、少し変な感じがします。
大満ではなく、小満。
全部満ちるのではなく、少し満ちる。
でも、5月の終わりごろに歩いてみると、この「少し」という感じがわりと合っていました。
真夏みたいに、どこもかしこも強くて濃い圧倒的緑になるわけではありません。
けれど、立夏のころより植物が伸びている。
花のまわりの葉が増えている。
実も、まだ青いまま少しずつふくらんでいる。
ああ、いきなり夏になるんじゃなくて、こうやって少しずつ満ちていくのか。
そんなふうに思いました。
2026年の小満はいつ?何月何日?
2026年の小満は、5月21日です。
小満は毎年まったく同じ日ではありません。
だいたい5月20日ごろから5月21日ごろにあたります。
2026年は、国立天文台の暦要項で5月21日とされています。
今回は、自然の多い道ではなく住宅地を歩きました

以前は、自然の多いところや、田んぼのあぜ道などを歩いて記事を書いていました。
でも今回は、浜通りでもクマの目撃情報が続いています。
ひとりで自然の多い道を歩くのは控えることにしました。
道路があって、車が通り、家があって、庭先があって、ところどころに植物が見える場所を歩きます。
庭先の花。
道路沿いの植物。
少しずつふくらんでいる実。
葉が増えた枝。
そういうものを見ているだけでも、立夏から小満へ進んだ感じはありました。
観察した日・場所・天気
歩いたのは、5月下旬の住宅地です。
天気は、明るいおだやかな日でした。
真夏ほどではないけれど、写真を撮っていると日差しが少し強く感じます。
立夏のころは、まだ春の名残を探していた感じがありました。
今回は、春の花を探すというより、植物がどれくらい伸びたかを見る散歩になりました。
同じ5月でも、上旬と下旬ではだいぶ違ってきています。
この日、住宅地で目立っていた変化
この日いちばん感じたのは、植物の勢いです。
「勢い」といっても、山の中のように一面が緑というわけではありません。
住宅地なので、道路もあります。
塀もあります。
家の庭先もあります。
その中で、植物がずいぶん成長していました。
花が咲いているだけではなく、葉がよく茂っている。
茎が伸びている。
実が育ち始めている。
ここがけっこう違いました。
住宅地の庭先で見た小満の植物
今回は、住宅地にある親戚宅の庭先で、季節の植物を見せてもらいました。
撮影したのはモッコウバラ、ジャガイモの花、ブルーベリーの実の成長途中、カモミールの白い花です。
遠くまで行かなくても、季節はちゃんと進んでいます。
モッコウバラ|淡い黄色の花がまとまって咲いていた

まず目に入ったのは、モッコウバラです。
淡い黄色の花がまとまって咲いていて、ひとつひとつの花を見るより、全体でふわっと明るく見えました。
立夏のころは、春の花がまだ残っている感じがありました。
小満のころになると、庭先の植物もかなり伸びて、花の量だけではなく、枝や葉の広がりも目立ちます。
モッコウバラは、花だけを見るとやわらかい印象です。
でも、写真で見ると、花の後ろに葉が多くあります。
淡い黄色の花。
その後ろの緑。
花がまとまっている感じ。
このあたりが、小満の「少し満ちてきた」雰囲気に合っていました。
ジャガイモの花|葉の中にぽつんと花が見えた

次に見たのは、ジャガイモの花です。
ジャガイモというと、どうしても畑の作物という感じがします。
でも、花だけ見るとけっこうかわいいです。
薄い紫色の花が、葉の中にぽつんと咲いていました。
葉がしっかり増えている中に、花が見える。
花だけが目立つというより、植物全体が育ってきた中で花が咲いている感じです。
小満のころは、こういう「育っている途中」の姿がよく似合います。
ブルーベリーの実|まだ青い、でも確かに育っている

今回いちばん小満らしいと思ったのは、ブルーベリーの実でした。
まだ食べごろの実ではありません。
青くて、小さくて、実になる途中の状態です。
小満は、いきなり全部が完成する時期ではないと思います。
少しずつ満ちていくころ。
花が終わって、実になって、でもまだ色づいていない。
ちゃんと次の季節へ向かっているけれど、まだ途中という感じです。
カモミールの白い花|小さな白が集まっていた

カモミールの白い花も咲いていました。
白い花びらと黄色い中心が目に入ります。
ひとつだけではなく、いくつも咲いているので、写真にするとぱっと明るく見えます。
白い花がいくつも咲いていた。
花の高さが少しずつ違っていた。
後ろにも同じような花が見えて、庭先に小さな白が散らばっていた。
小満のころは、大きな花だけでなく、小さな花が集まっている様子も目に残ります。
前に歩いたときとの違い
前に立夏のころ歩いたときは、春の名残がまだありました。
タンポポの綿毛や、ハルジオンの花。
若葉もまだ明るくて、春から初夏に移る途中の軽さがありました。
そのときは、目に入るものが「春の終わり」に近かったです。
でも小満のころになると、少し変わります。
花だけではなく、葉が増えています。
植物の背も伸びています。
ブルーベリーのように、花のあとに実が育ち始めているものもあります。
立夏のころは、春が残りながら夏が来る感じ。
小満のころは、夏のほうが少し前に出てくる感じ。
この違いは、1回だけ歩いてもわかりにくいかもしれません。
でも、前に見た景色をなんとなく覚えていると、
「あれ、前より伸びてる」
「花だけじゃなくて実ができてる」
「庭先の緑が濃くなってる」
と気づきます。
同じ道でも、季節はいつも同じではありません。
注意点
今回は、浜通りでもクマの目撃情報が続いていることもあり、自然の中をひとりで歩くのは控えました。
無理に山道や林の中へ行かなくても、季節の変化は見られます。
住宅地を歩くときは、通行の邪魔にならない場所で写真を撮ります。
個人宅がわかるようなものは写さないようにします。
5月下旬は、まだ真夏ではありません。
でも日差しはだいぶ強くなっています。
短い散歩でも、帽子や飲み物があると安心です。
写真を撮りながら歩くと、思ったより立ち止まる時間が長くなります。
小満の散歩は、遠くへ行くより、無理なく見られる範囲で続けるほうがよさそうです。
まとめ
小満は「しょうまん」と読み、二十四節気のひとつです。
2026年の小満は、5月21日です。
モッコウバラの淡い黄色の花。
葉の中に咲いていたジャガイモの花。
まだ青いブルーベリーの実。
小さく集まって咲いていたカモミール。
どれも派手な出来事ではありません。
でも、立夏のころより植物が伸びて、花だけでなく実の途中も見えるようになっていました。
自然の中にいって観察しないと自然の記事は書けないと思っていました。
でも今は、住宅地の庭先で、まだ青いブルーベリーの実を見る時間も悪くないと思っています。
大きく満ちるのではなく、少しずつ満ちていく。
小満という言葉は、今の自分の歩き方にも合っている気がしました。

