大暑とは?2026年はいつ|36度の暑さがゆるんだ日に見つけた夏の花

曇り空の下で咲くヒマワリと「大暑とは?2026年はいつ?」の文字を配置したアイキャッチ画像 二十四節気

真夏になると、外へ出た瞬間に「今日は外を歩くの無理かもしれない」と思うような暑い日が増えてきます。

ここ2、3日は最高気温が36度まで上がり、さすがに日中の炎天下に、自然の中を散歩する気にはなれませんでした。
夏の自然は見たいけれど、こちらが先に干からびてしまっては困ります。

そんな暑さが少しやわらいだ7月24日の浜通り。午後の気温は24度で、空は曇り、ときどき雨がぽつぽつと落ちてくる中、歩くことができました。

久しぶりに歩いた道では、盛りを過ぎつつあるヒマワリと、鮮やかなオレンジ色のノウゼンカズラに出会いました。

今回は、二十四節気の「大暑」の意味や2026年の日付とともに、大暑のころに見られる夏の花の様子をご紹介します。

大暑とは?名前どおり、暑さが本気を出すころ

大暑(たいしょ)」は、季節を24に分けた二十四節気のひとつです。

ひとつ前の「小暑」では、少しずつ本格的な暑さが始まります。

小暑とは?2026年はいつ|梅雨明け前の田んぼ道で見つけた夏の気配
小暑の意味と2026年の日付を確認しながら、梅雨明け前の田んぼ道で見つけた夏の気配を紹介します。

そして大暑になると、文字どおり「大いに暑い」時期を迎えます。

名前を聞いただけで、すでに暑そうです。

大暑のころは梅雨が明ける地域も多く、強い日差しや高い気温が続きます。

学校の夏休みや夏祭り、花火大会など、夏独特の行事がたくさん体験できる時期です。

ただし、「大暑の日だけが一年で最も暑い」という意味ではありません。

大暑は、暦の上で暑さが厳しくなる時期を表したものです。

実際の気温は、その年や地域によって異なります。

2026年の大暑はいつ?立秋まで続く暑さの区切り

2026年の大暑は、7月23日(木)です。

二十四節気には、節気が始まる一日を指す場合と、次の節気までの期間を指す場合があります。

2026年の場合は、次のようになります。

項目日付
大暑の始まり2026年7月23日(木)
大暑の期間7月23日から8月6日まで
次の二十四節気「立秋8月7日(金)

大暑を過ぎると、次はもう「立秋」です。

これほど暑いのに8月初旬に秋とは、暦はずいぶん進むのが早いと感じます。
立秋は「涼しい秋になりました」という意味ではなく、少しずつ秋へ向かう時期に入る、という季節の区切りです。

また、2026年の夏の土用の丑の日は、7月26日です。

暑さで体力を消耗しやすい時期に、昔から食事や休養を大切にしてきたことがうかがえます。

36度の日は休む。24度の午後に見えた夏の変化

7月24日の午後は、ここ数日の厳しい暑さから一転して、気温が24度まで下がりました。

正直に言うと、ここ最近の36度の日はキツかったです。
エアコンの効いていないところに移動しただけで汗が滝のように噴き出します。

20代の頃は「暑いな」くらいで済んでいたのに、今は体の内側から一気に暑くなる感じがして、これはもう気合ではどうにもならないと思い知らされます。

気象庁は、まだ東北南部は梅雨明けを発表していません。

分厚い曇り空で、ときどき雨がぽつぽつと降る天気です。

夏の小雨にぬれて咲く淡いピンク色のヒルザキツキミソウ
24度まで気温が下がった曇り空の午後、雨粒をまとったヒルザキツキミソウを撮影しました。

36度の日には、とても散歩へ出る気になれませんでしたが、24度なら歩けそうです。
そこで、植物の多い道路沿いを歩いてみることにしました。

歩き出してすぐ、「体が軽い」と感じました。

同じ「歩く」という行為なのに、気温が違うだけでこんなに体の感じが違うのだと実感します。
それだけで、ちゃんと景色を見る余裕が出てくるから不思議です。

真夏の散歩は、毎日同じ時間に出かけるよりも、その日の気温や天気を見て判断したほうが安全です。

歩かない日があっても、散歩をさぼったことにはなりません。
暑いときは歩かない選択をすることも、夏を乗り越えるには大事なことだと思います。

遠くからは満開?近づいてわかったヒマワリの終わり支度

歩いていると、遠くに黄色い花が咲いているのが見えました。

緑の木々を背景に並んで咲くひまわり
夏の散歩道で見つけたひまわりの風景。遠くからでも黄色い花がよく目立ちます。

夏の黄色い花といえば、やはりヒマワリです。

遠くから見ると元気に咲きそろっているように見えたのですが、近づいてみると、下を向いている花や、花びらが少なくなった花もありました。

今回見つけたヒマワリは、どうやら見頃を少し過ぎていたようです。

雨の日に花を下向きに垂らすひまわり
連日の暑さがやわらいだ雨の日。うつむくひまわりにも、盛夏の時間が刻まれていました。

ヒマワリの開花時期は、地域や品種、種をまいた時期によって変わります。そのため、大暑になると全国のヒマワリが一斉に終わるわけではありません。

まだきれいに咲いている花もあれば、種を育てる時期に入った花もあります。

同じ場所に並んで咲いていても、花の向きや咲き具合はそれぞれ違います。遠くから見たときと、近くで見たときの印象が変わるのも、散歩で植物を見る面白さです。

ヒマワリが太陽を追うのは、ずっとではありません

ヒマワリは太陽の動きに合わせて向きを変える花として知られています。

夏の曇り空を背景に咲く黄色いひまわりのアップ
花びらを大きく広げるひまわり。曇りの日にも鮮やかな黄色が目を引きました。

ただし、太陽を追うように動くのは、主に茎が成長している若い時期です。花が十分に開いたあとは、東を向いていることが多くなります。

咲き終わりに近づいたヒマワリが下を向いていても、「太陽を見失ってしまった」というわけではないのですね。

真夏のオレンジ、ノウゼンカズラが主役に変わるころ

ヒマワリの咲いていた道路沿いを進むと、オレンジ色のノウゼンカズラも咲いていました。

緑の葉の間に房状に咲くオレンジ色のノウゼンカズラ
大暑のころに鮮やかな花を咲かせるノウゼンカズラ。雨の日の緑に橙色が映えていました。

ノウゼンカズラは、ラッパのような形をした花を咲かせる、つる性の植物です。

緑の葉の間に鮮やかなオレンジ色の花がまとまって咲くため、曇り空の日でもよく目立ちます。

花の時期は一般に夏で、7月から8月ごろに見頃を迎えます。

暑さの厳しい時期に元気よく咲くため、夏の住宅街や庭先でも見かけることがあります。

少し盛りを過ぎたヒマワリに比べると、ノウゼンカズラは今が出番とばかりに咲いていました。

季節の花にも、静かな交代時間があるようです。

大暑の散歩は「今日は涼しい」に油断しない

24度まで気温が下がると、36度の日に比べてかなり涼しく感じます。

ただし、雨の日や曇りの日でも湿度が高く、こまめに水分をとりました。
気温だけを見て長時間歩くのではなく、蒸し暑さや体調も確認したいところです。

大暑のころに散歩をするときは、次の点を意識しています。

35度を超えたら、歩く時間を変える

最高気温が35度を超えるような日は、日中の気温が高い時間の散歩は避けたほうが安全です。

自然の中を歩けなくなっても街中の車が程よく通る安全な道路に散歩を切り替えます。

私は、比較的涼しい夕方から夜に変わる時間帯によく歩いています。

曇り空でも、湿度を警戒

日差しが弱くても、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなります。

短い散歩でも飲み物を持ち、途中で体が重く感じたら早めに戻ります。

花を見上げる日は、ぬれた足元にも注意

雨でぬれた道や落ち葉は、思った以上に滑りやすいです。

花を見上げたまま歩かず、ときどき足元も確認しましょう。
夏の花に夢中になって転んでは、割に合いません。

まとめ 大暑は、夏の花が交代するころ

2026年の大暑は、7月23日から8月6日までです。

一年の中でも暑さが厳しい合間の少し気温が下がった日に歩いてみると、道ばたの花にもちゃんと変化がありました。

遠くからは元気に咲いているように見えたヒマワリも、近づいてみると、下を向いた花や、花びらが少なくなり、終わりが近い花がありました。

同じ道路沿いでは、ノウゼンカズラが「今度は私の番です」と言うように、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせていました。

夏の花は、みんなそろって同じ時期に満開になるわけではないのですね。

終わりに向かう花があれば、これから見頃を迎える花もあります。いつもの道でも、少し近づいて見てみると、思っていたよりいろいろな変化が見つかります。

ただ、花を見たい気持ちがあっても、35度を超える日は無理をしないほうがよさそうです。
気温だけでなく湿度や体調、雨上がりの足元も確認しながら、歩く時間や道を変えてみてください。
自然の多い場所まで出かけなくても、住宅街や近所の道で夏の花は見つけられます。

次の二十四節気は、8月7日の「立秋」です。
まだまだ暑いのに、暦の上ではもう秋。

次に同じ道を歩いたとき、ヒマワリは種をつけているのか、ほかの草花はどう変わっているのか。
暑さに気をつけながら、また続きを見に行こうと思います。