36度の暑さがゆるんだ日にヒマワリとノウゼンカズラを見た 福島県浜通りの大暑

福島県浜通りの大暑、ヒマワリとノウゼンカズラの記事アイキャッチ 自然から見る二十四節気

ここ2、3日は最高気温が36度まで上がり、さすがに日中の炎天下に、自然の中を散歩する気にはなれませんでした。

夏の自然は見たいけれど、こちらが先に干からびてしまっては困ります。

そんな暑さが少しやわらいだ7月24日の福島県浜通り。
午後の気温は24度で、空は曇り、ときどき雨がぽつぽつと落ちていました。

久しぶりに歩いた道では、見頃を過ぎつつあるヒマワリと、鮮やかなオレンジ色のノウゼンカズラに出会いました。

遠くからはまだ元気に見えたヒマワリも、近づいてみると下を向いた花が増えています。その一方で、ノウゼンカズラは緑の中でよく目立っていました。

今回は、7月24日に実際に歩いて見つけた夏の花とともに、2026年の大暑の時期を見ていきます。

大暑の基本情報

節気名 大暑

読み方 たいしょ

2026年の始まり 7月23日

意味 暑さが厳しくなるころ

24度の午後、雨の中を歩いて見えた夏の変化

正直に言うと、ここ最近の36度の日はキツかったです。
エアコンの効いていないところに移動しただけで汗が滝のように噴き出します。

20代の頃は「暑いな」くらいで済んでいたのに、今は体の内側から一気に暑くなる感じがして、これはもう気合ではどうにもならないと思い知らされます。

7月24日時点では、気象庁はまだ東北南部の梅雨明けを発表していませんでした。

分厚い曇り空で、ときどき雨がぽつぽつと降る天気です。

夏の小雨にぬれて咲く淡いピンク色のヒルザキツキミソウ
雨粒をまとったヒルザキツキミソウ。(2026年7月24筆者撮影)

この気温なら歩けそうだと気を奮い立たせて、植物の多い道路沿いを歩いてみることにしました。

歩き出してすぐ、「体が軽い」と感じました。

同じ「歩く」という行為なのに、気温が違うだけでこんなに体の感じが違うのだと実感します。
それだけで、ちゃんと景色を見る余裕が出てくるから不思議です。

真夏の散歩は、毎日同じ時間に出かけるよりも、その日の気温や天気を見て判断したほうが安全です。

遠くからは満開、近づくと終わり支度のヒマワリ

歩いていると、遠くに黄色い花が咲いているのが見えました。

緑の木々を背景に並んで咲くひまわり
夏の散歩道で見つけたひまわりの風景。(2026年7月24筆者撮影)

夏の黄色い花といえば、やはりヒマワリです。

遠くから見ると元気に咲きそろっているように見えたのですが、近づいてみると、下を向いている花や、花びらが少なくなった花もありました。

今回見つけたヒマワリは、どうやら見頃を少し過ぎていたようです。

雨の日に花を下向きに垂らすひまわり
連日の暑さがやわらいだ雨の日。うつむいて咲くひまわり。(2026年7月24筆者撮影)

ヒマワリの開花時期は、地域や品種、種をまいた時期によって変わります。
そのため、大暑になると全国のヒマワリが一斉に終わるわけではありません。

まだきれいに咲いている花もあれば、種を育てる時期に入った花もあります。

同じ場所に並んで咲いていても、花の向きや咲き具合はそれぞれ違います。遠くから見たときと、近くで見たときの印象が変わるのも、散歩で植物を見る面白さです。

ヒマワリが太陽を追うのは若い時期

ヒマワリは太陽の動きに合わせて向きを変える花として知られています。

夏の曇り空を背景に咲く黄色いひまわりのアップ
花びらを大きく広げるひまわり。(2026年7月24筆者撮影)

ただし、太陽を追うように動くのは、主に茎が成長している若い時期です。
花が十分に開いたあとは、東を向いていることが多くなります。

咲き終わりに近づいたヒマワリが下を向いていても、「太陽を見失ってしまった」というわけではないのですね。

雨の中で目立ったオレンジ色のノウゼンカズラ

ヒマワリの咲いていた道路沿いを進むと、オレンジ色のノウゼンカズラも咲いていました。

緑の葉の間に房状に咲くオレンジ色のノウゼンカズラ
大暑のころに鮮やかな花を咲かせるノウゼンカズラ。(2026年7月24筆者撮影)

ノウゼンカズラは、ラッパのような形をした花を咲かせる、つる性の植物です。

緑の葉の間に鮮やかなオレンジ色の花がまとまって咲くため、曇り空の日でもよく目立ちます。

花の時期は一般に夏で、7月から8月ごろに見頃を迎えます。

暑さの厳しい時期に元気よく咲くため、夏の住宅街や庭先でも見かけることがあります。

少し盛りを過ぎたヒマワリに比べると、ノウゼンカズラは今が出番とばかりに咲いていました。

季節の花にも、静かな交代時間があるようです。

大暑のころ、無理をしない夏の散歩

今回は24度まで気温が下がったため歩くことができましたが、雨の日でも湿度が高く、こまめに水分をとりました。

35度を超えるような日は日中を避け、私は比較的涼しい夕方から夜に歩いています。
雨の日は花ばかり見ず、ぬれた道にも気をつけています。

まとめ ヒマワリからノウゼンカズラへ、夏の花の移り変わり

2026年の大暑は、7月23日から8月6日までです。

一年の中でも暑さが厳しい合間の少し気温が下がった日に歩いてみると、道ばたの花にもちゃんと変化がありました。

遠くからは元気に咲いているように見えたヒマワリも、近づいてみると、下を向いた花や、花びらが少なくなり、終わりが近い花がありました。

同じ道路沿いでは、ノウゼンカズラが「今度は私の番です」と言うように、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせていました。

夏の花は、みんなそろって同じ時期に満開になるわけではないのですね。

終わりに向かう花があれば、これから見頃を迎える花もあります。いつもの道でも、少し近づいて見てみると、思っていたよりいろいろな変化が見つかります。
自然の多い場所まで出かけなくても、住宅街や近所の道で夏の花は見つけられます。

次の二十四節気は、8月7日の「立秋」です。
まだまだ暑いのに、暦の上ではもう秋に入ります。

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