4月中旬の自然の中を歩くと、葉や草、土の色にも変化が見えてきます。
2026年4月中旬の福島県浜通りでは、山に芽が出はじめ、全体が薄い緑に覆われ、田んぼの準備をする人の姿も見えてきました。
カエルの声が聞こえはじめ、ウグイスもまだ不安定な鳴き方で聞こえてきて、自然が大きく動き出す時期だとわかります。
穀雨の基本情報
節気名 穀雨
読み方 こくう
2026年の日付 4月20日
意味 穀物をうるおす恵みの雨が降るころ
薄い緑の山と、田んぼの準備が始まるころ
4月中旬になると、足元の草の勢いが少しずつ増え、山の色も変わってきます。
春先にはまだ茶色っぽく見えていた山に芽が出はじめ、全体がうっすらと薄い緑になってきました。
田んぼでは準備を始める人の姿も見かけるようになります。
このころはタンポポもよく見かけますが、花だけではなく、山や田んぼを見ても春が進んでいることがわかります。

穀雨(こくう)は、春の終わりにあたる二十四節気です。
意味は、「穀物をうるおす恵みの雨が降るころ」です。
穀雨の前の節気が清明です。
春の流れを順番に見るなら、こちらもあわせて読めます。

春の雨が田畑をうるおし、作物の成長を助けるころとされています。
清明が過ぎると穀雨となり、春の節気はここで終わります。
春の終わりと、初夏の入口が少しずつ重なりはじめる時期です。
4月後半、春の寒さがやわらぐころ
2026年の穀雨は、4月20日から始まります。
毎年だいたい4月20日ごろから、次の立夏を迎える5月上旬までが穀雨の時期です。
4月も後半になると、真冬や早春のような強い寒さはやわらぎ、外を歩きやすい日が増えてきます。
晴れた日の景色だけでなく、雨が降ったあとの草や葉も、このころはよく目に入ります。
暦では春の最後ですが、実際に歩いていると、まだ春らしいものもたくさん残っています。
その中に少しずつ初夏の景色が混じってきます。
カエルとウグイスの声が聞こえはじめる
4月中旬に歩いていると、春先にはまだ目立たなかった芽が増え、山や木々がうっすら薄い緑に変わってきました。
草の色も前より深くなり、同じ道でも少し前とは違って見えます。
このころからカエルの声が聞こえはじめ、ウグイスも鳴くようになります。
まだたどたどしく、不安定な鳴き方の日もありました。
花や草を見るだけでなく、歩いていると聞こえてくる音も変わってきます。
冬のあいだ静かだった田んぼのまわりから、カエルや鳥の声が聞こえるようになると、自然が大きく動き始めたことを感じます。

雨のあとには、ぬれた草や葉につやが出て、いつもの道が少し違って見えました。
自然だけではなく、田んぼで作業する人の姿も増えてきます。
景色も人の暮らしも、少しずつ次の季節へ向かっています。
雨あとの草や葉、足元にも春の終わり

この時期の変化を見つけたいときは、花や足元を見るのがおすすめです。
春は花に目が行きやすいですが、この時期は草の色や地面の様子のほうに季節の変化が出る日もあります。

たとえば、次のようなところを見ると気づきやすくなります。
・道ばたの草が前より濃く見えるか
・雨のあと、葉につやが出ているか
・土の色が乾いた色から少し落ち着いた色に変わっているか
こうした小さな違いを見ると、春が終わりに近づいていることがわかります。
空気の感じも変わってきます。
春先の冷たさが残る日もありますが、同じ風でも少しやわらかく、湿り気をふくんだ空気に変わっていきます。
晴れた日だけでなく、雨の日や雨上がりにも季節の進み方が見えやすいのが、この時期のおもしろさです。
4月中旬に歩いたときも、遠くの景色より、近くの草や葉のほうが季節を先に進めているように見える日がありました。
華やかな変化ではなくても、見慣れた道の足元に目を向けると、春の終わりはちゃんと始まっています。
まとめ 穀雨は、春の終わりが足元に出るころ
穀雨は、春の最後にあたる二十四節気です。
雨が降ったあとに歩いてみると、草や葉の色がいつもより濃く見えたり、土の感じも少し違って見えます。
花だけでなく、足元を見ても春が終わりに近づいていることがわかります。
この時期になると、山には芽が出はじめて、全体がうっすらと薄い緑になってきます。
田んぼの準備も始まり、カエルやウグイスの声も聞こえるようになります。
いつも歩いている道でも、景色はゆっくり進んでいるのを感じる事ができます。
穀雨の次にくる節気は、立夏です。
春が終わって、少しずつ初夏の景色に変わっていきます。


